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by jean-cocteau
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『デビルマン』

本棚にあった『デビルマンは誰なのか』という永井 豪のエッセイ集をなんとなく読み返してみたら、やっぱりこちらも読み返したくなり、『デビルマン』全巻と『新デビルマン』を一気に読みました。
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やっぱりなんて恐ろしい話なんだろうと思う。私は、怪談話も恐怖映画もびっくりするだけで恐いとは思わないのだけれど、この話しはやっぱり恐い。
アニメのイメージとは正反対と言ってもよい内容のこの漫画、かなり内容は衝撃的です。主人公不動 明の見た“地獄”はどこまで行っても“地獄”でしかなく、恐怖や憎悪、不安、疑念、人間の弱さも利用され、“悪魔”はどこまでも絶望の道をたどれと人間をあざ笑う。
デビルマンというのは、その名の通り“悪魔人間”。悪魔が人間と合体しようとした時に、身体は悪魔になったものの、理性が強かったが為に心だけは悪魔に支配されることなく人間のまま、という中途半端な存在。
正義感が強く、人間の心を持っていたからこそ人間の住む世界を守りたかったデビルマン、は、恐怖に晒され狂っていった人間の心の中に潜む“悪魔”に気付き絶望する。そして大切な人間、たった一人の恋人すら守ることも出来ずに、“地獄”と化した世界で戦い、敗れ、絶命していった。

作者の永井 豪は、“鬼”も正体は人間なのではないかという。
「角が生えてるよ」と怒った人間を茶化すことがあるが、その怨念が人間の頭に本当に角を生やしてしまった姿、それが“鬼”ではないのか、と。

“悪魔”は確かに恐い。しかし世界中が悪魔という恐怖を目の前にしたとき、本当に恐ろしいものは悪魔自体では無かった。
そう、これは『最終戦争』の物語だ。人類が巻き込まれる最後の戦争、徹底的な絶望と世界の終わりがただそこに待っている。そして……

テレビアニメ、ビデオ映画、実写映画、更に長い間ずっと“名作漫画”としてあった作品です。誰でも1度は目にしたことがあるでしょう。でも、もし元の原作マンガを読んだことがなければ、これは見ておいた方がいいと思う。そしてきっと“地獄”の中に、ぽっと灯がともったような何かを見つけることも出来るはずだから。人間は。
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by jean-cocteau | 2008-02-17 19:44 | 映画、本のレビュー