≪現在ブログ休止中≫  期限を定めずに、過去の記事の大半を非公開にさせて頂きました。
by jean-cocteau
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以前のおしらせでも書きましたが、ブログの一部を独立して新たにスタート致しました。

ジャン・コクトーに関する記事のみを綴っていく
『HOTEL WELCOME』
興味のある方は限られてくると思いますが、個人的にはとても思い入れのあるブログです。かなり真面目な内容で雰囲気もこちらとは違いますので、気が向きましたらご覧頂けますと嬉しいです。

それから“女”をテーマにした新ブログ
『Femme!』
こちらもブログ内の女性に関する記事の改正したものをはじめ、これから色々な記事を追加していきますので宜しかったらご覧になって下さい。

ブログを整理した結果、3つに増えてしまいましたがどちらも宜しくお願い致します。勿論このメインブログも継続していきますので宜しくお願い致します。
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映画の中の美人:素直な悪女/ブリジット・バルドー

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『素直な悪女』

1956年
フランス映画
監督:ロジェ・ヴァディム
出演:
ブリジット・バルドー
クルト・ユルゲンス
クリスチャン・マルカン
ジャン=ルイ・トランティニャン
イザベル・コーレイ



e0030524_1252022.jpgこの映画を監督したのは、
彼女の最初の夫、ロジェ・ヴァディム
結婚をする際、反対する両親をガス自殺を図って脅し承諾させたというブリジット・バルドーですが、この映画の後1957年に離婚しています。
その後の彼女の男性遍歴を予感させるかの様に、この映画で彼女は悪女っぷりを披露しています。

ちなみに原題はかくて神、女を創り給えり
その言葉の通りです。

←これは監督のロジェ・ヴァディムとの結婚式。

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彼女に惚れた男だからなのか、
魅力を最大限に引き出した映画です。

この映画の冒頭、BBの登場シーンは
シネスコープいっぱいに横たわる裸のBB
これで一気に彼女はスターダムに伸し上がったわけです。

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ちょっと前から、流行の小悪魔ですが、BB元祖小悪魔です。この無造作なロングヘアー、アイラインで縁取った猫の様な目、ぷっくりとした唇。
今のお嬢さん達にも魅力的でしょ?

e0030524_1312235.jpgそしてBBのスタイル!
髪型のゆる巻カールとか、ガーリーなスカート、
すっごく今っぽい。
定期的にこういうスタイルは流行するけれど、今年も旬なんだよね。
ベルトマークもしてるし!














映画は違うけれど
『軽蔑』ではこんなターバンも。めちゃめちゃ旬のスタイル!
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まあ、映画自体はそんなに大した話しでも何でも無いのです。
彼女の魅力に男達が振り回されたり、年輩の女性が苦々しく思ったりという……
ひたすらBBを魅力的に見せている、それだけの映画です。
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今ではすっかり動物愛護団体で過激なまでの動物好きを全面に出しているBBですが、かつてはインタビューで
「好きな動物は男。」
と発言したり、
「恋多き人生はフランスの名誉である」
と言われるような女性でした。
そんな当時のブリジット・バルドーの魅力を最大限に引き出したのは、やはりこの映画ではないかな? と思います。


ところで、私が大好きなジャン・コクトー
は彼女をこのように言っています。

私は常に歴史よりも神話を信じてきた。歴史の真実はみるみる虚偽に変貌するが、逆に神話の虚偽はみるみる真実に変貌するのである。今日の時代の特徴のひとつは、あらゆる分野ですぐさま神話を創り出そうとすることだ。マスコミが実在の人物を発見してきて、その実生活に想像のイメージを重複させる。ブリジット・バルドーがこの奇妙な現実と神話のミックスの完璧な一例だ。彼女はほとんど宿命的に夢と現実が混合する場に置かれているのである。彼女の美しさは文句なく完璧である。しかもその美しさはあたかも神々に見放された年齢の熱狂者達を誘惑するなにか未知のものを持っているのだ。

そんなブリジット・バルドーの可愛さをこの映画で観てみない?
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by jean-cocteau | 2006-03-29 02:54 | 映画、本のレビュー

映画の中の美人:勝手にしやがれ/ジーン・セバーグ

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『勝手にしやがれ』

1959年 フランス映画
 監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
 原案:フランソワ・トリュフォー
 出演:ジャン=ポール・ベルモンド
    ジーン・セバーグ 他


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ジーン・セバーグ演じる
パトリシア。
彼女をどこかで見た事はありませんか? 

可愛くオシャレではあるが、どこか悪女の雰囲気ただよう娘……

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『悲しみよ
こんにちは』


これのセシル、
パトリシアにそっくりでしょ!?
(同じ俳優という事だけでなく!)

1958年 イギリス・アメリカ合作映画
 原作:フランソワーズ・サガン
 監督:オットー・プレミンジャー 脚本:アーサー・ローレンツ
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それもそのはず、ゴダールはこの映画を製作する時、『悲しみよ こんにちは』の続編を撮りたかったそうです。
本当は名前もセシルにしたかったが出来なかった、のだとか。
『悲しみよ こんにちは』で南フランスでバカンスを過ごし、父親の恋人が気に入らないから意地悪してやるつもりで、うっかり殺してしまったセシル。
ジャン=ポール・ベルモンド演じるミシェルはその時に南フランスで出会った男。マルセイユからパリへ出てきて彼女と再会したのです。
(もちろん、細かい設定は『悲しみよ こんにちは』とは変更されてますよ。)
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南フランスで出会った頃と変わらず、やはりつかみどころのないパトリシアにミシェルは振り回されます。正直、チンピラ男のミシェルだけど、それ以上に彼女がメチャクチャと言いますかね……e0030524_01245100.jpg



面倒な女なのはミシェルも承知の上。
なのに彼女の笑顔や不意打ちのキスで心は奪われたままです。
「厄介だが、惚れてる。」
ミシェルの言ったこのセリフが彼女の魅力を語るのには一番合っているかも知れません。
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今まで何人の男と寝た? そんなセリフを言い、フランス映画の王道とも言えるような洒落た雰囲気を漂わせ、かと思うと過去の映画には無かったカット割り、俳優のカメラ目線、オールロケ。更に今まで“ズドーン”だった銃声も“パーン”となり、一般市民のいる中での撮影なので(エキストラではない)俳優が走っていくのを振り向いて見ている通行人がいたり……当時は斬新だったんだろうな。(今でもだけど)e0030524_0301457.jpg

今でも“フレンチスタイル”と言うと彼らの様なスタイルを想像する人が多いんじゃないだろうか? 
ファッションもボーダーとか着てたりするし。


パリの14区でジャン=ポール・ベルモンド演じるミシェルは警察に撃たれ息絶えます。それを見てパトリシアは言います。

 Qu'est-ce que c'est,dègueulas?

訳は「最低ってなんのこと?」ですが、最後の単語にはゲロを吐くという意味もあるのです。ちなみに冒頭の「結局、俺はアホだ」と訳されているところのconも、バカ、アホの意味の他に女性器(つうかマ○○ね)という意味もあるのです。お下劣な若者の無軌道映画と言ってもいいと思います。

この映画で最高の魅力を振りまいているパトリシア(&セシル)を演じたジーン・セバーグは1979年8月31日パリの大通りに駐車してあった車中で遺体で発見されました。
彼女のしていた運動が原因で殺害されたとの説が濃厚ですが、こんな彼女の生き方も映画の中のパトリシアの魅力を増大させているように思えてなりません。
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by jean-cocteau | 2006-03-14 01:08 | 映画、本のレビュー

映画の中の美人:美女と野獣/ジョゼット・デイ

美人と言うからには、タイトルで美人の称号を与えられている
彼女を入れなくてはマズイでしょう。

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『美女と野獣』

1946年 フランス映画
 監督・脚本:ジャン・コクトー
 出演:ジャン・マレー
    ジョゼット・デイ
    マルセル・アンドレ 他





ジョゼット・デイ自身は高慢な感じの美人といったところなんですが、
この映画を見ていると、本当に綺麗で純真で真の美女に思えてきます。e0030524_2315159.jpg
個人的な思い込みかも知れませんが、
リアリティを追求する映画にあまり綺麗な人が出演していると“リアリティ”が感じられない気がするのです。
不思議な感じすらします。正直、どこにでもいるタイプが一番リアルな物語の演出ではないかと思います。なので

   綺麗=不思議

だとしたら美女の出る映画は
ファンタジーなわけです。
美女を愛する野獣、腕や目玉がある
(生きている?)屋敷は不思議の世界です。
廊下を歩く時にも美女は足を動かさずに、どんどん進んでいきます。
このシーンを見てチャップリンコクトーに「どうやって撮影したのか?」と聞きに来たそうです。撮影方法は美女を台車に乗せて引っ張る、という
コクトーらしい単純なトリックなのですが、こういうトリッキーな演出が美女にピッタリです。
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ファンタジーですから、野獣は最後にジャン・マレー演じる王子に変わります。
見切れるストーリーすら、ほっと胸を撫で下ろせる展開。そして美しい王子を美しくフィルムに収めようとしているのがコクトーですから、誰よりも美しく
ジャン・マレーを描くのは当然なのです。(現実の2人の関係、ですよ。)
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まだBGMなどは無い時代の映画です。
この映画の音声を消して、生演奏&オペラで音のみを新しくしたバージョンが、去年、
渋谷のBunkamuraで上映されました。
(関西では愛・地球博で上映)
フィリップ・グラスのリメイクといった感じ。
美意識の塊としか言い様がないくらい
素晴らしかった。



開演前、そこの会場で隣に座ったお婆さんと孫(20代前半)の会話。

「『美女と野獣』は観た事ある?」
ディズニーのならありますよ。」
「あんなものとは比べ物にならないわよ! ちゃんと良い映画を観なさい!」

まったく同感です。

美の結晶の様な映像に勝るとも劣らない美女の姿は、必見、です。
(メインはジャン・マレーって感じですけどね。)

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おまけ:コクトーは野獣の姿を歌舞伎の隈取り&毛頭からヒントを得たと行っていますが、“多毛人”という毛むくじゃらの野獣のような姿をした人間は実在したようです。画像は荒俣 宏
「野獣の本当のモデルでは無いか」
と言っている、ペトルス・ゴンサルウス




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野獣の住む屋敷の廊下。燭台が人間の腕で出来ています。
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by jean-cocteau | 2006-03-12 03:50 | 映画、本のレビュー

映画の中の美人:狂った果実/北原 三枝

ところで私は美人が大好きです。
理想とかそういうのを抜きにしても、美人は見ているだけでシアワセです。
そこで映画の中で見掛けた美人を、独断で称賛してみようと思います。
第1弾は北原 三枝さん。

e0030524_247453.jpg『狂った果実』

1956年 日本映画
 監督:中平 康 脚本:石原 慎太郎
 出演:石原 裕次郎/津川 雅彦
    北原 三枝/岡田 真澄



ヌーベルヴァーグの旗手フランソワ・トリュフォーに影響を与えた事で余りにも有名なこの作品、「特にヒロインが素晴らしい!」北原三枝さんは
トリュフォーに絶賛されています。

「お、いい女!」と津川 雅彦演じる弟と石原 裕次郎演じる兄はひと目で惹かれてしまうわけですが……サングラス&ピッタリしたトップス&フレアスカートとい姿の北原 三枝は「そりゃ、こんないい女が歩いてたら惚れるわ。」と納得のカッコ良さ。最近の芸能界では見かけないくらいのいい女です。
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外国人の夫がいる人妻に惚れて翻弄される兄弟、その結末の狂気という古さを感じさせないストーリー。
(そういえばリメイクされてましたっけ? 観て無いけど。)
津川 雅彦の手を引いて、自分の胸に押し当てて誘惑とか……
最近“エロかっこいい”が話題ですけど、現代女子の皆さん負けて無いか!?

e0030524_3155513.jpgそして八頭身美人と言われ
北原 三枝さんは、スタイ
リッシュさも相当なもの。
さらに石原 裕次郎
津川 雅彦、ハーフだけど
ついでに岡田 真澄……
日本人はいつからこんなに
スタイルが良くなったんですか!? 
ビックリしました……e0030524_3253364.jpg


とにかくモダンでかっこいい、外国人にひけを取らない美人は当時からいたわけです。
あまりにカッコ良くて、映画を観た後に写真集を購入してしまいました。
← ほらね
(正格には写真集というよりムック本かも……)

以前、選挙の応援で来ていた石原 まき子を一度だけ見た事がある。
ふと北原 三枝だ……と感激してしまった。
銀幕のスターと呼ぶにふさわしいカッコいい女性です。
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by jean-cocteau | 2006-03-06 03:36 | 映画、本のレビュー

私的フランス考

フランスが好き。
と言うと、やたら“オシャレ”という風に取られる事が多い。
でもそれってどうなの? 日本人が誤解している面も多い気がするんだけど。

日本語訳がオシャレ過ぎるせいもあるのかな?
例えば、名作映画『勝手にしやがれ』
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タイトルを直訳すると『息果てるまで』
同じく、ゴダールの『女と男のいる舗道』(↓すみません。画像デカすぎ……)
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直訳は『彼女の人生を生きる』

余談だけどゴダールの当時の映画の登場人物のファッションは、パリの安売りスーパー“プリジュニック”で調達されたそうですよ。
後にファッション・アイコンとして何度もリバイバルされているブリジット・バルドーだって、当時は「モードとは無縁」とか言われていたそうだし。

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フランス・ギャル『夢みるシャンソン人形』
原題は『鑞人形,糠人形』歌詞だって本当は……
 私は鑞で作った人形 糠で作った人形 私の心は歌に刻まれている
 鑞人形 糠人形の私の心 良くも悪くも私はサロンの人形
 人生はバラ色の飴のよう 鑞人形 糠人形の私には
 私のレコードは鏡のよう そこでは誰もが私を見れる
 数知れない声の破片に砕け散り 私は瞬時に何処へでも行く
 私の周りで笑ってる 人形達が笑ってる 
 私の歌に合わせて踊ってる
 鑞人形 糠人形の私の歌に oui にせよ non にせよ
 彼女らは誘われるまま 愛は歌の中にあるだけ
 鑞人形 糠人形の歌に 時に私は孤独にため息をつく
 いわれのない愛をこんなふうに歌って何になる?
 男の子なんてちっとも知らないのに
 私はただの鑞人形 ただのつまらない糠人形
 金色の髪のような太陽を浴びているだけ 鑞人形 糠人形の髪の
 でもいつか私の歌を活かさなきゃ 鑞人形 糠人形の歌を
 男の子達の情熱を恐れないように 鑞人形 糠人形の歌を

決して綺麗な内容では無いですよね?
エデット・ピアフ『愛の賛歌』だって実は凄くヘビーな歌詞だし、
フランス国歌に至ってはエグいというか……恐ろしいくらいな血まみれな歌詞って事は有名ですよね。

実際にフランス人と話してみれば、いいかげんだったり適当な面も多いし。
ただ違うとすれば、生活を楽しむ術を知っている国であると思う。
そしてそれは、昔の日本人が持っていたものと似ていると思う。

以前、ひとりでフランスに行き、南仏は知っていたけれどパリは初めてで何も分からず道に迷っていた時、困っている姿を見て「どうした?」とすぐに話し掛けてきてくれたおじさん。
道を訪ねるのに慌ててポケットから地図を出した私に「相手は待たせてもいいの。自分が綺麗に見えるように服を正して行動しなさい。」と言ったおばあさん。
階段を大荷物を持って上がっていたら「手伝おうか?」と声を掛けてくれた女の子。お礼を言ったら「なんでもないわ!」と笑顔で手を振って去った。あのさり気なさ。
空港の国内線で移動する際、窓口が混雑していているのに時間ギリギリであせっていた私を見て、「どこに行くの?」と聞いた後、大声で「彼女は時間が無いんだ! 先にやってやれ!」と助けてくれたおじさん。
ホテルをチェックアウトする際、「HM、帰っちゃうの?」と仕事を中断して見送ってくれたホテルのカフェの女の子……まだまだ沢山ある。
オシャレとか気取ったイメージじゃない人間臭さを私は感じるんだよな。
(男の子の行動のスマートさは素敵だと思うけどね^^)

でも最大の理由はジャン・コクトーの国だから。e0030524_2255368.jpgおこがましくも、このブログのIDに名前を使わせて頂いているコクトー
もし1回だけタイムマシーンを使わせて貰えるなら……

ジャン・コクトーに
「私はあなたを愛してます。」
と言いに行きたい。


そんな人間臭く、HMには魅力を感じる国であり、最愛のジャン・コクトーの国。
多分、それら含めて色々な理由で魅了されているんです。
特にオシャレだとは思わないが、私はフランスが大好きなんですよ。
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by jean-cocteau | 2006-03-03 02:44 | 旅行・お出掛けについて